11月13日 シロダモ


【シロダモの果実は花が咲いて1年後に赤く熟します】
   11.11.11 撮影
   
      シロダモ〈別名/シロタブ〉(クスノキ科 シロダモ属) 花期は10〜11月。
     山野に生える高さ10〜15mになる常緑高木。雌雄異株。
     葉は互生し枝の先に集まってつく。
     葉身は長さ8〜18cmの長楕円形または卵状長楕円形で全縁。
     3本の脈が目立ち、裏面は白っぽい。
     枝先の葉腋に黄色の小さな花が群がってつく。花被片は4個。
     雄花の雄しべは6個。雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある。
     果実は液果。長さ1.2〜1.5cmの楕円形で、翌年の10〜11月に赤く熟す。

                 【雌花は昨年の実の上に咲きますが・・・】
                           11.11.13 撮影
        真っ赤に熟しているたくさんの実と雌花を同一枝で見るのは、なかなか難しくて。

              【上の画像を拡大しました − 雌花は雄花より小さい
                         11.11.13 撮影
                 「花被片は4個。雌しべ1個と仮雄しべ6個がある」

                          【雄花序】
                           11.10.23 撮影
       【上の画像を拡大しました −雌花より大きく、雄しべは花被片より突き出る
                           11.10.23 撮影
                        


         * * * * * おまけ − 今日撮って、写真展用にトリミングしました* * * * *

              【マルバノホロシ − 9月2日の日記に載せた蔓の実】
                           11.11.13 撮影
          【サネカズラ − 8月18日の日記に載せた花が実になっていました】
                          11.11.13 撮影

                           

 今年の写真展の準備は、なかなか気力が湧かなくて出遅れ、従来の私流「何が何でも、できる限り
頑張る」をかなぐり捨てて、今の私にできる範囲でやることにしました。
 まあまあの妥協点に到達しましたので、きょうは、「きれいな果実があれば使おう」と、林縁を歩いてみました。 

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。