2015年 10月16日  仮称シロバナムラサキセンブリ



【@白花のムラサキセンブリを3年ぶりに確認しました】
15.10.16 撮影

          ムラサキセンブリ Swertia pseudochinensis〈紫千振〉(リンドウ科 センブリ属) 
                                               花期は10〜12月。
         センブリに似て花の色が紫なのでこの名がある。
         センブリと同様に苦味があるが、日本では薬用として利用しない。
         日当たりのよい草地に生える高さ30-70cmの1年草、2年草。
         センブリに似るが、茎は太く、暗紫色を帯びる。 
         葉はやや密に対生し、線状披針形で長さ2-4cm。
         茎の先や葉腋に淡紫色の花を円錐状につけ、上の方から咲き始める。
         花は直径3cmほど。
         花冠裂片は幅広く、長さ1-1.5cm、濃紫色の脈があり、
         蜜腺溝の毛に波状隆起がある。      

【@を拡大しました − ムラサキセンブリの白花品と思っても、確たる証拠が無かったのです】
15.10.16 撮影
                                 
【Aセンブリ・ムラサキセンブリの蜜腺溝を撮影できたので、この花の蜜腺溝を撮るのが楽しみでした】
15.10.16 撮影

【Aを拡大しました − ムラサキセンブリ型の蜜腺溝でした】
15.10.16 撮影

【B別の花を】
15.10.16 撮影

【Bを拡大しました − この蜜腺溝の形から、ムラサキセンブリの白花と同定しました】
15.10.16 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【Cセンブリの蜜腺溝 − 2013年10月22日の日記から】
13.10.22 撮影

【Dムラサキセンブリの蜜腺溝 − 2013年10月23日の日記から】
13.10.23 撮影

シロバナムラサキセンブリは品種の確認ができないため、『仮称シロバナムラサキセンブリ』とし、
花番号『1420』がつきました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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