センブリ S.japonica〈千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10〜11月。
古くから胃腸薬としてよく知られ、千回振り出してもまだ苦いということによる名。
山野の日当たりのよい草地に生える1年草、2年草。全草に苦みがある。
茎は高さ20-25cmになり、淡紫色を帯びる。
葉は対生し、長さ1-4cmの細長い線形。
花は直径2-3cm、5深裂し、裂片は広被針形、白色で紫色のすじがある。
裂片の基部付近に2個の蜜腺溝があり、周りに長い毛がある。
【A草原で − ムラサキセンブリよりずっと数が減っています】
13.10.22 撮影
【B草原で】
13.10.22 撮影
【Bを拡大しました − 花は直径2-3cm、5深裂し、裂片は広被針形、白色で紫色のすじがある】
13.10.22 撮影
【C − Bの花を角度を変えて】
13.10.22 撮影
【Cを拡大しました − 裂片の基部付近に2個の蜜腺溝があり、周りに長い毛がある】
13.10.22 撮影
センブリの密腺溝の毛は、 ムラサキセンブリの毛にある波状隆起が無く、ストレートです。
※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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