10月23日 ムラサキセンブリ |
ムラサキセンブリ S.pseudochinensis〈紫千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10〜12月。 センブリに似て花の色が紫なのでこの名がある。 センブリと同様に苦味があるが、日本では薬用として利用しない。 日当たりのよい草地に生える高さ30-70cmの1年草、2年草。 センブリに似るが、茎は太く、暗紫色を帯びる。 葉はやや密に対生し、線状披針形で長さ2-4cm。 茎の先や葉腋に淡紫色の花を円錐状につけ、上の方から咲き始める。 花は直径3cmほど。 花冠裂片は幅広く、長さ1-1.5cm、濃紫色の脈があり、 密腺溝の毛に波状隆起がある。 【A秋吉台の草原の花 − 全国的に草原が減少したため絶滅危惧種になりました】 【B花冠裂片は幅広く、長さ1-1.5cm、濃紫色の脈がある】 【Bを拡大しました − 密腺溝の毛に波状隆起がある】 毛の形状だけでなく、密腺溝もセンブリと違うことに気づきました。 もっとうまく撮って、お目にかけたいと思っています。
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