10月30日 ムラサキセンブリとヤマジノギクの白花を見つけました


【@ムラサキセンブリ - 数年前には20株はあったのに、今年見たのは1株だけ】
12.10.29 撮影

        ムラサキセンブリ〈紫千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10〜12月。
       センブリに似て花の色が紫なのでこの名がある。
       センブリと同様に苦味があるが、日本では薬用として利用しない。
       日当たりのよい草地に生える高さ30〜70cmの1年草、2年草。
       センブリに似るが、茎は太く、暗紫色を帯びる。 
       葉はやや密に対生し、線状披針形で長さ2〜4cm。
       茎の先や葉腋に淡紫色の花を円錐状につけ、上の方から咲き始める。
       花は直径3cmほど。花冠裂片は幅広く、長さ1〜1.5cm、濃紫色の脈があり、
       密腺溝の毛に波状隆起がある。 
                         

                        【@を拡大しました】
                         12.10.29 撮影
                        【@を拡大しました】
                         12.10.29 撮影

                         
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         【Aヤマジノギク - エコツアー野下見の際、遊歩道脇で数株見つけました】
                         12.10.29 撮影
       ヤマジノギク〈山路野菊/別名アレノノギク〉(キク科 ハマベノギク属) 花期は9〜12月。
     日当たりのよい山の草原に生える高さ30〜100cm2年草。
     茎は直立してかたく、横枝が多く、茎や葉には粗い毛が多い。
     根出葉は開花時には枯れるが、長さ7〜13cmの倒針形で、
     基部は次第に細くなり、有翼の葉柄となる。
     茎葉は倒披針形で、基部は次第に細くなる。上部の葉は線形。
     頭花は直径3〜5cm、舌状花は淡青紫色で1列に並ぶ。 


          【B - @を別の画像で - この株は、色つきの株と隣り合っていました】
                           12.10.29 撮影
                             
【Bを拡大しました】
12.10.29 撮影
            ヤマジノギクの白花品を見たのは今回が初めてです。
            今年はヒメヒゴタイヤマハッカと、白花づくしですね。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。