10月30日 ムラサキセンブリとヤマジノギクの白花を見つけました |
ムラサキセンブリ〈紫千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10〜12月。 センブリに似て花の色が紫なのでこの名がある。 センブリと同様に苦味があるが、日本では薬用として利用しない。 日当たりのよい草地に生える高さ30〜70cmの1年草、2年草。 センブリに似るが、茎は太く、暗紫色を帯びる。 葉はやや密に対生し、線状披針形で長さ2〜4cm。 茎の先や葉腋に淡紫色の花を円錐状につけ、上の方から咲き始める。 花は直径3cmほど。花冠裂片は幅広く、長さ1〜1.5cm、濃紫色の脈があり、 密腺溝の毛に波状隆起がある。 【@を拡大しました】 【@を拡大しました】 * * * * * * * 【Aヤマジノギク - エコツアー野下見の際、遊歩道脇で数株見つけました】 ヤマジノギク〈山路野菊/別名アレノノギク〉(キク科 ハマベノギク属) 花期は9〜12月。 日当たりのよい山の草原に生える高さ30〜100cm2年草。 茎は直立してかたく、横枝が多く、茎や葉には粗い毛が多い。 根出葉は開花時には枯れるが、長さ7〜13cmの倒針形で、 基部は次第に細くなり、有翼の葉柄となる。 茎葉は倒披針形で、基部は次第に細くなる。上部の葉は線形。 頭花は直径3〜5cm、舌状花は淡青紫色で1列に並ぶ。 【B - @を別の画像で - この株は、色つきの株と隣り合っていました】 【Bを拡大しました】 今年はヒメヒゴタイ・ヤマハッカと、白花づくしですね。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |