ヤマハッカ〈山薄荷〉(シソ科 ヤマハッカ属) 花期は6〜11月。
山野の林縁などに生える高さ40〜100cmの多年草。
茎は四角形で、稜の上に下向きに短毛が生える。
葉は対生し、長さ3〜6cmの広卵形、基部は急に細くなって葉柄の翼に続く。
花は集散花序がやや狭い花穂をつくって多数まばらにつく。萼は5中裂。
花冠は青紫色で、長さ7〜10mm、筒部と裂片はほぼ同長、
4裂した上唇の中央付近に紫色の細点が並ぶ。
【@を拡大しました - 集散花序がやや狭い花穂をつくって多数まばらにつく】
12.10.25 撮影
【@を拡大しました - 萼は5中裂】
12.10.25 撮影
【A下唇は前に突き出し、両側が上に巻いて、中に雄しべ・雌しべを包み込む】
12.10.25 撮影
「雄しべ・雌しべは、虫が訪れて下唇に乗った時、初めて外に顔を出す」
【B数年ぶりで白花を見つけました】
12.10.25 撮影
【Bを拡大しました】
12.10.25 撮影
【4】
12.10.25 撮影
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4日ぶりの秋吉台でした。
開花確認にまわっても、ヤマラッキョウの花序の中の一つの花と、開いたばかりのイエギクだけ。
晩秋の花が遅れています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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