2017年 6月3日  サワギク − その2



【@初めてサワギクを見たこの場所へ、今日で4度目】
17.6.3 撮影

          サワギク Nemosenecio nikoensis〈沢菊/ボロギク〉
                           (キク科 サワギク属) 花期は 5〜6月。
          山地の木陰に生えるやわらかい多年草。
          茎は高さ35-110cmくらい、根生葉は密に白毛があるが、花時にはない。
          茎葉は薄くて、両面にまばらに毛があり、羽状に深裂する。
          頭花は6〜8月、枝の先にやや散状に多数つき、直径12mm、
          柄は細く、苞はない。
          総苞は長さ5mm、総苞片は1列に並び、
          舌状花冠は長さ8mm、幅1mm、
          痩果は長さ1.5mm、細毛がある。冠毛は雪白色。
          痩果が散布する頃、
          多数の冠毛が寄り集まってぼろくずのように見えるのでボロギクという。


【@を拡大しました − そばの小さな1本も大分大きくなっています】
17.6.3 撮影
                                 
【A主株の頭花はよく咲いています】
17.6.3 撮影

◇一人では怖かったのですが、今日は友人と一緒だったので、ここから下りてみました◇

【B1本、サワギクがありました】
17.6.3 撮影

【C小さな群落が、あっちにもこっちにも】
17.6.3 撮影

【D目移りするほど咲いていました】
17.6.3 撮影

【Eここは、オオバノハチジョウシダやリョウメンシダが茂るドリーネです】
17.6.3 撮影

【Fサワギクが好む環境でした】
17.6.3 撮影

 道ができていなかったら、ここの群落は目にすることはできなかったことでしょう。
 秋吉台国定公園にサワギクが咲き続けていたのです。
 「これは大発見だね」と、友人。
 人が入ると踏み荒らされ、自然が壊れてしまうことは、
 2ヶ所のベニバナヤマシャクヤクで、いやと言うほど思い知らされたので、
 「信頼できる親しい友人以外は案内しない」と、決めました。

 
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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