2017年 6月4日  テリハノイバラ



【@例年どおり、林道を上った林縁で6月3日、開花確認しました】
17.6.3 撮影

        テリハノイバラ Rosa luciase〈照葉野薔薇/別名ハイイバラ〉
                           (バラ科 バラ属) 花期は6〜7月。
       陽地を好む無毛の落葉低木で、茎は長く匍匐する。
       枝には長さ3-5mmの鉤形の刺がある。
       葉は互生。長さ4-9cmの奇数羽状複葉で、小葉は2〜4対。
       頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさ。
       小葉は長さ1-2cmの楕円形または広倒卵形で、縁には粗い鋸歯がある。
       革質で厚みがあり、両面とも無毛。
       表面は濃緑色で光沢がある。
       托葉は幅が広く、緑色で、縁には腺状の鋸歯がある。
       花はやや遅く、6〜7月に咲き、数の多いときは円錐形の花序になり、
       花序の枝は狭く開いて斜めに出る。
       花はやや大型、直径3-3.5cm、白色。
       花弁は倒卵形。花柱は柱状で、綿毛を密生する。


【A花はやや大型、直径3-3.5cm、白色
17.6.3 撮影
                                 
【B別の林縁の荒れ地で這っていました】
17.6.4 撮影

【Bを拡大しました − 小葉は革質で厚みがあり、両面とも無毛。表面は濃緑色で光沢がある
17.6.4 撮影

【Cここ(林縁の荒れ地)では、もっと早く開花した様子です】
17.6.4 撮影

【Cを拡大しました − 花柱は柱状で、綿毛を密生する
17.6.4 撮影

 テリハノイバラは、草原でも小さな株が地面に這っているのをよく目にします。
 林道上のも草原のも、たどり着くのに時間がかかりますが、今日見つけた場所は楽に行けます。
 来年からは、ここので開花確認しようと思っています。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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