2014年 4月12日 サイコクキツネヤナギの今を |
サイコクキツネヤナギ Salix alopochroa〈西国狐柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は3〜4月。 丘陵〜山地に生える株立ちで高さ2mほどになる落葉低木。雌雄異株。 葉は互生。 葉身は長さ5-12cmの倒卵形で、表面濃緑でややしわがあり、 裏面は粉白色または淡緑色、ふちには下部を除き低鋸歯がある。 葉の展開前に開花する。花序は長さ3-4cm。 苞は楕円形で先は鈍く、上部は褐色または暗褐色、下部は淡黄緑色。 両面とも白色の長い軟毛が生える。 キツネヤナギとの識別は花序がない時期は無理で、産地が決め手になる。 中国・近畿地方、北九州、四国北部に分布しているのはサイコクキツネヤナギ。 【@を拡大しました】
ほとんどの友人があまり関心のない、ジャヤナギ・オオタチヤナギ・ヤマヤナギ・サイコクキツネヤナギ・カジノキに案内したら大変喜ばれ、タブノキ・ミツバアケビ・キバナオドリコソウの開花確認も手伝ってくれました。 今のサイコクキツネヤナギを見ることができたので、まだ見ていない熟した果実も是非見たくなりました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |