サイコクキツネヤナギ〈西国狐柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は3〜4月。
丘陵〜山地に生える株立ちで高さ2mほどになる落葉低木。雌雄異株。
葉は互生。
葉身は長さ5〜12cmの倒卵形で、表面濃緑でややしわがあり、
裏面は粉白色または淡緑色、ふちには下部を除き低鋸歯がある。
葉の展開前に開花する。花序は長さ3〜4cm。
苞は楕円形で先は鈍く、上部は褐色または暗褐色、下部は淡黄緑色。
両面とも白色の長い軟毛が生える。
キツネヤナギとの識別は花序がない時期は無理で、産地が決め手になる。
中国・近畿地方、北九州、四国北部に分布しているのはサイコクキツネヤナギ。
【A雄花序】 【雌花序 − @を拡大しました】
12.3.30 撮影
雄花序は黄色で太く、派手な色合い。雌花序は緑がかった色合いをしています。
【Aを拡大しました − 雄花序 − 花粉を出し終えたのと、開いたばかりの葯が見えます】
12.3.30 撮影
【B雌花序】
12.4.4 撮影
【Bを拡大しました − 雌花を横から見た姿】
12.4.4 撮影
【C雌花を上から撮ってみました】
12.4.5 撮影
【D柱頭にピントを合わせて撮りました】
12.4.5 撮影
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今年は少々頑張って、雌花の詳細を撮ってみました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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