オヤブジラミ Torilis scabra〈雄薮虱〉(セリ科 ヤブジラミ属)
花期は 4〜6月。
果実の全面に先が曲がった刺が生え、
人の体に付いて運ばれることによる名。
ヤブジラミに似た越年草。
茎や葉は紫色を帯びる。
葉は3回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。
小花柄は2〜4個と少ない。
花・果実とともに淡紫色を帯びることが多い。
果実は長さ5-6mmとやや長い。
【@を拡大しました − 「雄」がついたヤブジラミですが、花も葉もヤブジラミより細かいです】
17.4.27 撮影
【A葉は3回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂ける】
17.4.27 撮影
【B花・果実とともに淡紫色を帯びることが多い】
17.4.27 撮影
【Bを拡大しました】
17.4.27 撮影
花の直径は3mmほどでしょうか。肉眼ではとても形までは見えません。
それにしても、可愛そうな名前。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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