オオタチヤナギ Salix pierotii (ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は3〜4月。
湿地に生える落葉高木。高さ15mになるものもある。日本固有。雌雄異株。
樹皮は灰褐色。新枝は緑褐色で、無毛。小枝の分岐点から折れやすい。
葉は互生。葉身は長さ9-12cmの狭楕円形。
ふちに鋭い鋸歯がある。裏面は粉白色。両面とも無毛。
葉の展開と同時に開花する。
雄花序は長さ1-2.5cm。雄しべは2個。葯は紅色。
雌花序は長さ1-2cm。子房には毛が密生し、
柱頭は2裂し、外側に強く曲がる。
【A水際に生えていました】
14.3.25 撮影
【B今日、300mm望遠レンズで撮り直しました】
14.3.27 撮影
【@を拡大しました】
14.3.25 撮影
【@を拡大しました − 風で動き、ピントは合っていませんが、「葯は紅色」は分かります】
14.3.25 撮影
【C望遠レンズで − 今日は強風が吹き続いていました】
14.3.27 撮影
【Cを拡大しました − 「雄花序は小さくて、とても可愛い」】
14.2.27 撮影
【D望遠で − 「雄花序は小さくて、とても可愛い」】
14.3.27 撮影
【E望遠で − 「葉はジャヤナギに似ているが、中央部が幅広い」】
14.3.27 撮影
オオタチヤナギに付いた花番号は、1363。
とても嬉しい新種なので早く日記に書きたいのに、『秋吉台で出会った花 改訂版』にかかる作業に追われたため、なかなか書けませんでした。(4月3日
記)
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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