2017年 11月27日 オオセンナリ − その2 |
オオセンナリ Nicandra physaloides〈大千成〉(ナス科 オオセンナリ属) 花期は 8〜12月。 一年草。全体に無毛。 茎は直立して高さ30-80cm、無毛。。 葉は互生し、長い柄があり、葉身は卵形で長さ4-10cm、 先はとがり、基部はくさび形から切形、 全縁または大きさの異なる粗い鋸歯があり、 両面ともほとんど無毛。 花は6〜10月、葉腋に単生する。 萼は基部近くまで5深裂、花時に長さ1-2cm、 果時には2-3cm、乾膜質となって果実を包む。 花冠は鐘形で、先は極めて浅く5裂して平開し、径約3cm、 青色または淡紅紫色で中心が白色。 液果は球形で径約1.5cm、熟して緑色、多数の種子を入れる。 南アメリカ原産で世界に広く帰化。 日本には江戸時代に渡来し、鑑賞用に栽培された。 北海道〜琉球に広く帰化するが、多くはない。 − 改訂新版「日本の野生植物5」 − 【@を拡大しました − 葉に、肉眼でも分かるほど、トゲ状の腺が目立ちました】 * * * * * 【D8月に見たオオセンナリの葉は】 【Dを拡大しました】 * * * * *
「山口・琉球等 帰化植物図鑑」に掲載の、オオセンナリの花(撮影:南敦 於:周南市)は、 中心が白色ではなく濃青色です。 オオセンナリの変異の1つと判断し、今日の日記のも「オオセンナリ」で保存しました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |