2017年 11月28日  キチジョウソウ



【@何気なく訪れた林縁の斜面に】
17.11.27 撮影

           キチジョウソウ Reineckea camea〈吉祥草〉(キジカクシ科 キチジョウソウ属) 
                                              花期は10〜12月。
          これを植えてある家に吉事があると開花するという言い伝えから、
          めでたい花という意味でこの名がついたという。 
          暖地の林内に生える常緑の多年草。
          葉は根生して束生、長さ10-30cmの広線形で無柄、濃緑色で3-5脈がある。
          高さ8-12cmの花茎が立ち、淡紅紫色の花が穂状につく。
          花被はやや肉質で長さ8-10mm、中部まで筒状に合着し、
          上半部は狭長楕円形の6裂片になり、反り返る。

          雄しべは花被片より少し短く、葯は長楕円形で長さ2mm。
          しばしば雌しべのない花がある。

【@を拡大しました − 暖地の林内に生える常緑の多年草
17.11.27 撮影
                                 
【A − @に近づいて】
17.11.27 撮影

【Aを拡大しました − 花被はやや肉質で長さ8-10mm、中部まで筒状に合着し
17.11.27 撮影

【B】
17.11.27 撮影

【Bを拡大しました − 上半部は狭長楕円形の6裂片になり、反り返る
17.11.27 撮影

 これまで見てきた2ヶ所のうち1ヶ所目は、葉が刈られたり、ゴミの下敷きになり、
 もう1ヶ所は、辺りのヤブがひどくなり、花が減っています。
 今回のここは、日当たりが良い自然のままの山の斜面なので、開花確認がずっと楽になりそうです。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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