2014年 3月5日  ニョイスミレ



【@ニョイスミレは年々開花が早まって、昨日開花確認しました】
14.3.4 撮影

          ニョイスミレ Viola subglabra 〈如意菫/別名ツボスミレ〉
                                        (スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
        葉の形が仏具の如意に似ていることによる。
        別名の坪菫の坪は庭の意味。
        やや湿った草地や林内に普通に見られる高さ5-25cmの多年草。
        茎は斜め上に伸び、柔らかく倒れやすい。
        葉は幅2-4cmの先のとがった心形〜腎形で、基部は深い心形。
        ふつう無毛で、両面とも緑色。
        花は白色で直径1cm前後と小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ。
        距は長さ2-3mmと短く、ぼってりしている。
        側弁の基部には短毛が密生する。
                

【A昨年、同じ場所で開花確認したのは3月21日でした】
13.3.21 撮影
                                 
【B − @の下側の花 − 側弁の基部には短毛が密生する
14.3.4 撮影

【C − @の上側の花 − 距は長さ2-3mmと短く、ぼってりしている
14.3.4 撮影

【D『秋吉台で出会った花』改定版 掲載の画像】
12.4.18 撮影

【E − Dの原画を拡大しました − 花は白色で直径1cm前後、唇弁の紫色のすじが目立つ
12.4.18 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

【Fミヤコアオイ − 2月18日に蕾だった株が咲いていましたが − ちょっとピンぼけ】
14.3.5 撮影

【Gこっちの方が少し増し − もう一度来ましょう】
14.3.5 撮影


 きょうは冷たい強風の1日でしたが、予定どおりナンバンキブシ〜サイコクキツネヤナギ・ショウジョウバカマ〜ヒトリシズカの様子を見に行きました。
 なんたって華奢なアクア、路面の状態が悪いと悲鳴を上げるので、林道の舗装が切れた所に車を置き、真冬並みに重ね着をして、ひたすら歩きました。
 開花直前に山焼きに遭ったサイコクキツネヤナギの雄花は無残な姿でしたが、その時にかたい蕾だった花序が銀色に輝いていましたから、もう間もなく開花です。ショウジョウバカマは葉が残っている株もあり期待でそう。ヒトリシズカはまだ姿が見えませんでした。
 さすがに歩くのは私だけなのか、人には出会いませんでした。
 



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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