ミヤコアオイ Asarum asperum〈都葵〉(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)
花期は2〜4月。 山地の林内に生える常緑の多年草。
葉は卵円形〜卵状楕円形で長さ6-8cm、鈍頭、 基部は心形で両側片が耳状に張り出すことがある。 表面に雲紋がでやすい。光沢薄く、短毛が散生する。 花は淡紅紫色または暗紫色で直径約2cm、
萼筒は半球形で長さ約1cm、
内面に縦15個、横2〜3個の隆起線があり、格子状。
萼裂片は卵状楕円形で長さ約8mm。雄しべは12個、花柱は6個。
【A 萼筒の口部がくびれるのが特徴】
14.2.18 撮影
【B開花していた2株目】
14.2.18 撮影
【C − Bの左奥の花】
14.2.18 撮影
【Dほかは、まだすべて蕾です − この蕾が開いた頃に撮りに来ましょう】
14.2.18 撮影
日記を書く前に昨年の記事を読んでみましたが、ここで昨年思っていたのとは違い、
カンアオイ属の葉を求めて、濡れた石の上を歩きながら考えていたことは、
「滑らないように。転んだらおしまい。明日から来られなくなるんだからね」。
* * * * * おまけ * * * * *
【Eヒメウズ開花 − 北風が当たらない岩壁で】
14.2.18 撮影
【Eを拡大しました】
14.2.18 撮影
【Fこれは何でしょう − 今年、様子を見に来たのは今回が5回目】
14.2.18 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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