2014年 4月19日  ニョイスミレ − その2



【@花が淡紅色を帯びたニョイスミレ − ハハコグサ・ニガナが咲く林縁の草地で】
14.4.19 撮影

          ニョイスミレ Viola subglabra 〈如意菫/別名ツボスミレ〉
                                     (スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
        葉の形が仏具の如意に似ていることによる。
        別名の坪菫の坪は庭の意味。
        やや湿った草地や林内に普通に見られる高さ5-25cmの多年草。
        茎は斜め上に伸び、柔らかく倒れやすい。
        葉は幅2-4cmの先のとがった心形〜腎形で、基部は深い心形。
        ふつう無毛で、両面とも緑色、裏面が紫色を帯びるものもある。
        托葉は全縁、またはまばらな鋸歯がある。
        花は白色で直径1cm前後と小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ。
        距は白色〜淡緑色、長さ2-3mmと短く、ぼってりしている。
        側弁の基部には短毛が密生する。


【@を拡大しました − 花の色はミヤマツボスミレ】
14.4.19 撮影
                                 
【Aここでは花が皆、白色ではありません】
14.4.19 撮影

【Aを拡大しました − でも、撮っているうちにニョイスミレと思うようになりました】
14.4.19 撮影

【B托葉は全縁、またはまばらな鋸歯がある
14.4.19 撮影

【C両面とも緑色、裏面が紫色を帯びるものもある
14.4.19 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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