ヌマダイコン Adenostemma 〈沼大根〉(キク科 ヌマダイコン属) 花期は9〜11月。 葉の質がダイコンの葉に似ていることによる。 湿地や水辺に生える高さ0.3〜1mの多年草。 葉は長い柄があって対生し、 葉身は長さ4-20cmの卵形または卵状長楕円形で、ふちには鈍い鋸歯がある。 茎の上部はよく枝分かれし、枝先に直径5-8mmの頭花をつける。 頭花はすべて両性の筒状花からなり、 総苞は半球形で、総苞片は2列に並ぶ。
総苞片は花のあと反り返る。
痩果は棍棒状で長さ約4mm、表面には不整なかさぶた状の隆起があるほか、
全面に密に腺点があり、粘つく。
【@を拡大しました − 林道わきの『湿地』でない場所、オカダイコンの可能性が高いと思っていました】
14.11.7 撮影
【A紙の上に痩果を散らして接写しました − 長さ約4mm】
14.11.7 撮影
【Bピントが合っている画像には、どれも】
14.11.7 撮影
【Cかさぶた様の突起が写っていました】
14.11.7 撮影
【Dこれらを『表面が平滑』とは、とても言えないと思いますので】
14.11.7 撮影
☆2008年から見てきた場所のは、痩果の特徴から間違いなく『ヌマダイコン』と同定しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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