2017年 4月23日 ノカイドウ |
ノカイドウ Malus spontanea〈野海棠〉(バラ科 リンゴ属) 花期は4月。 日当たりのよい疎林内や渓流の周辺などに生える高さ5mになる落葉小高木。 幹はよく分枝し、短枝が多い。 葉は互生。葉身は長さ3-5cmの倒卵形または長楕円形。 皮質で、ふちには細かい鋸歯がある。 葉柄は長さ1-3cmで、軟毛がある。 短枝の先に直径2-3cmの花が4〜5個つく。 花弁は5個、わずかに赤みを帯びた白色、基部は急に細くなる。 萼の外面は無毛。萼筒の基部はふくれ、萼片は開出する。 日本の固有種で、九州南部(霧島山系えびの高原)に自生する。 【@を拡大しました − 年々木の勢いが衰えて花数も減り、2015年は花が咲かなかったのです】 それがまたどうしたことでしょうか、こんなにたくさん花が咲きました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |