12月1日 ノハラツメクサを見つけました 


【駐車場近くの草地で群生していました】
   09.12.1 撮影
久しぶりの新しい花番号、1268がつきました。
   
 ノハラツメクサ〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属) 花期は〜12月。
畑地や荒れ地、河川敷や休耕田に生える1〜2年草。ヨーロッパ原産。
根際から分枝して株立ちになり、高さ15〜30cm。
果時にはつる状に伸長し、長さ60cmにもなる。
茎や葉に腺毛が散在するが、腺毛はうえほど多い。
葉は線形で長さ1.5〜4cm、本来対生だが、葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が仮輪生となる。
花序は2出集散状、花柄は萼片とともに腺毛が多い。
萼片は長卵形、長さ2.5〜5mm、鈍頭。花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本。
刮ハは下向き。種子の表面に白色棒状の突起がある。
(オオツメクサは、全体はノハラツメクサと同じだが、種子の表面が平滑。)
   
                     【高さは25cmほど】        
 09.12.1 撮影

葉は線形で長さ1.5〜4cm、本来対生だが  
09.12.1 撮影
葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、
数個〜十数個が仮輪生となる


上の画像を拡大しました
09.12.1 撮影
葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、
数個〜十数個が仮輪生となる


花序は2出集散状】        
 09.12.1 撮影

萼片は長卵形、長さ2.5〜5mm、鈍頭
09.12.1 撮影
「花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本」

大株のノハラツメクサが群落を作っていました
 09.12.1 撮影
きょうは曇りで時々小雨の天候のためか、花が開いていないので白色が目立ちません。
晴れた日に撮ってみます。
(12月2日追記:今日、青空の下で開いたノハラツメクサの花を撮りました。)

初めオオツメクサかと思いましたが、「山口県産高等植物目録」に記載がなく、
『稀』とあったノハラツメクサとして、種子で確認することにしました。

【12月16日追記:種子表面の白色棒状突起を撮影しました】
ネイチャースコープ ファーブルフォトで撮影) 09.12.16 撮影
種子は偏球形、黒色、直径1〜1.3mm、一周する淡褐色の翼があり、
種子の表面に白色棒状の突起がある」


* * * * * * おまけ * * * * * *

  
駐車場でスズメが水浴びをしていました  
09.12.1 撮影
雨上がりの駐車場で、車の中からガラス越しに撮りました。

上の画像を拡大しました
09.12.1 撮影
かわいかったので、夢中で数枚・・・。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。