ノハラツメクサ〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属) 花期は 〜12月。 畑地や荒れ地、河川敷や休耕田に生える1〜2年草。ヨーロッパ原産。 根際から分枝して株立ちになり、高さ15〜30cm。 果時にはつる状に伸長し、長さ60cmにもなる。 茎や葉に腺毛が散在するが、腺毛はうえほど多い。 葉は線形で長さ1.5〜4cm、本来対生だが、葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が仮輪生となる。 花序は2出集散状、花柄は萼片とともに腺毛が多い。 萼片は長卵形、長さ2.5〜5mm、鈍頭。花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本。 刮ハは下向き。種子の表面に白色棒状の突起がある。 (オオツメクサは、全体はノハラツメクサと同じだが、種子の表面が平滑。)
09.12.2 撮影
09.12.2 撮影
* * * * * * ツボクサを昨日、見つけました * * * * * *
ツボクサ〈坪草・壺草〉(セリ科 ツボクサ属) 花期は5〜8月。
道ばたや庭、林内などに生える多年草。
茎は地を這い、節から根を出してふえる。
葉は直径2.5〜5cmの腎円形で基部は心形。ふちには浅い鋸歯がある。
葉柄の基部は鞘状になる。
節から1〜2個の花序を出し、小さな花がかたまってつく。
果実は扁平な円形で網目状の脈がある。
島根で探し見つけられたKさんが、掲示板に1日早朝、
「こちらでは草刈り場が多いですね〜」「道端で探すことは難しいです〜」と。
【頭を切り替え、「草刈り場」環境に入って間もなく見つかりました】
09.12.1 撮影
【丈の低いササがまばらに生えている所で、埋もれるように生えていました】
09.12.1 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.12.1 撮影
【ご参考までに − カキドオシの葉】
09.11.16 撮影
(葉のふちの毛と鋸歯の形にご注目下さい)
【つる状に這った茎は、】
09.12.1 撮影
毛が少なく、稜が無く、紫色です。
【葉は、対生していない】
09.12.1 撮影
ツボクサは、カキドオシの這う駐車場を通り過ぎ、ノチドメの生える草地の奥で見つけました。
10mくらい離れたところにイノシシのぬた場があります。
そのあと見つけたノハラツメクサとは違って花が無いので、「見つけた花」になりませんが、来年の楽しみが一つ増えました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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