12月16日 ノハラツメクサ − その3 


【果実ができたので、種子の表面の白色棒状突起の有無を調べることにしました】
   09.12.16 撮影   
 
 ノハラツメクサ〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属) 花期は〜12月。
畑地や荒れ地、河川敷や休耕田に生える1〜2年草。ヨーロッパ原産。
根際から分枝して株立ちになり、高さ15〜30cm。
果時にはつる状に伸長し、長さ60cmにもなる。
茎や葉に腺毛が散在するが、腺毛はうえほど多い。
葉は線形で長さ1.5〜4cm、本来対生だが、葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が仮輪生となる。
花序は2出集散状、花柄は萼片とともに腺毛が多い。
萼片は長卵形、長さ2.5〜5mm、鈍頭。花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本。
刮ハは下向き。種子の表面に白色棒状の突起がある。
オオツメクサは、全体はノハラツメクサと同じだが、種子の表面が平滑。)

   
                     【上の画像を拡大しました】        
 09.12.16 撮影
これなら種子の表面の突起が見られそうです。
種子の表面に白色棒状の突起がある

  
久しぶりに「ネイチャースコープ ファーブルフォト」の登場です  
09.12.16 撮影
種子は偏球形、黒色、直径1〜1.3mm、一周する淡褐色の翼がある
オオツメクサは、全体はノハラツメクサと同じだが、種子の表面が平滑

上の画像を拡大しました
09.12.16 撮影

白色棒状の突起があるので、ノハラツメクサで間違いないですね。        
 
* * * * * * おまけ * * * * * *

  
今日の秋吉台 − 長者ヶ森駐車場から  
09.12.16 撮影
午後4時の気温4℃。風が強くて・・・さぶっ!
長登では午後3時過ぎに雪がちらつきました。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。