ノハラナデシコ Dianthus ameria〈野原撫子〉(ナデシコ科 ナデシコ属) 花期は6月。 道ばたや宅地造成地、牧草地などに生える高さ40-70cmの1〜越年草。 ヨーロッパ原産。 茎は上部ほど、かつ節間の上部ほど短縮毛を密生する。 葉は線形、葉面や縁に上向きの毛が多い。 茎葉は直立または斜上する。
花は2〜数個が茎頂および枝頂に集まり、対生する苞葉の腋に1個ずつつく。
花柄は長さ1-3mm。花は直径約1cm。
萼筒の基部に十字対生する4枚の小苞がある。
苞葉や小苞は線形で鋭頭、小苞は直立して萼筒を包み、萼筒より少し短い。
萼筒は長さ1.5-2cm、外面に細毛を密生し、先は5裂。
弁状部は淡紅色で多くの白点があり、先に不規則な牙歯がある。
− 「日本の帰化植物」 −
【A】
18.5.4 撮影
【Aを拡大しました − 萼筒の基部に十字対生する4枚の小苞がある】
18.6.4 撮影
【B萼筒は長さ1.5-2cm、外面に細毛を密生し、先は5裂】
18.6.4 撮影
【C弁状部は淡紅色で多くの白点があり、先に不規則な牙歯がある】
18.6.4 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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