2017年 3月10日  ニワトコ開花


ニワトコは毎年、草原の中にある小さなドリーネの個体で開花確認していますが、
これ1つのために時間を取るのが大変で、「何としても今日!」と、意地の開花確認になりました。


【@昨年3月3日開花確認の記録を参考に、今年3月4日についで2度目でした】
17.3.10 撮影

           ニワトコ Sambucus sieboldiana〈別名セッコクボク〉(レンプクソウ科 ニワトコ属) 
                                                  花期は3〜4月。
       山野の林縁に生える高さ6mになる落葉低木〜小高木。
       下部からよく枝分かれし、枝は放物線を描くように伸び、独特な樹形になる。
       葉は対生。
       奇数羽状複葉で、花がつく枝の小葉は2〜3対、花のつかない枝の小葉は3〜6対。
       小葉は長さ3-10cmの長楕円形。
       新枝の先に直径3-10cmの円錐花序を出し、筒形の花を多数つける。
       花は普通黄白色ときに淡紫色を帯び、直径3-5mm、5深裂して反り返る。
       雌しべの柱頭は暗赤色で3裂する。

【@を拡大しました − 開花ですね!】
17.3.10 撮影
                                 
【Aもう一つの花序でも】
17.3.10 撮影

【Aを拡大しました】
17.3.10 撮影

【B写真展で展示したニワトコ − 花盛りの時です】
14.4.7 撮影

【Bを拡大しました】
14.4.7 撮影

 今日はニワトコのほかに、
 ケキツネノボタン・キクザキリュウキンカ・ミヤマカタバミ・ダイセンスゲの開花を確認しましたが、
 泥だらけの花だったり、園芸品種の逃げ出しだったり、時間が遅くて花が閉じかけていたりで、
 ニワトコの日記になりました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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