2016年 1月30日  ニガキ − 昨年7月の画像から



【@ニガキは秋吉台には多く、「秋吉台国定公園の高等植物」では『草原や林縁にやや普通』
15.7.18 撮影

           ニガキ Picrasuma quassioides〈苦木〉(ニガキ科 ニガキ属) 花期は4〜5月。
         山野の林内に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄異株。
         樹皮は黒褐色でなめらか。
         葉は互生。長さ15-25cmの奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉がある。
         小葉は長さ4-8cm、幅1-3cmの卵状長楕円形。
         先はとがり、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯がある。
         本年枝の葉腋から長さ5-10cmの集散花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
         花序は2〜4回分岐し、雄花序には雄花が30〜50個、
         雌花序には雌花が7〜10個つく。
         花弁は4〜5個、長さ2-3mmの楕円形。
         果実は核果。9月に緑黒色に熟す。
         2〜3個の分果に分かれ、分果は長さ6mmの広楕円形。


【A葉は奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉がある
15.7.18 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 小葉は卵状長楕円形。先はとがり、縁には細かい鋸歯がある
15.7.18 撮影

【Aを拡大しました − 果実は核果。9月に緑黒色に熟す
15.7.18 撮影

* * * * 花の画像を * * * *

【B本年枝の葉腋から長さ5-10cmの集散花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける
13.5.22 撮影

【Bを拡大しました −雌花 − 花序は2〜4回分岐し、雌花序には雌花が7〜10個つく
13.5.22 撮影
「花弁は4〜5個、長さ2-3mmの楕円形」

撮っても『名前を付けて保存』をしていない花が多いことを実感している今日この頃です。
「今年こそ!」を何度繰り返してきたことか…。

* * * * * おまけ* * * * *

【Cイチョウシダ − 今年も確認しました − 昨年とほ別の石灰岩。減ること無く生き続けています】
16.1.30 撮影

【Cを拡大しました − 今年は“一番きれいな時”を】
16.1.30 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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