2016年 1月30日 ニガキ − 昨年7月の画像から |
ニガキ Picrasuma quassioides〈苦木〉(ニガキ科 ニガキ属) 花期は4〜5月。 山野の林内に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄異株。 樹皮は黒褐色でなめらか。 葉は互生。長さ15-25cmの奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉がある。 小葉は長さ4-8cm、幅1-3cmの卵状長楕円形。 先はとがり、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯がある。 本年枝の葉腋から長さ5-10cmの集散花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。 花序は2〜4回分岐し、雄花序には雄花が30〜50個、 雌花序には雌花が7〜10個つく。 花弁は4〜5個、長さ2-3mmの楕円形。 果実は核果。9月に緑黒色に熟す。 2〜3個の分果に分かれ、分果は長さ6mmの広楕円形。 【A葉は奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉がある】 * * * * 花の画像を * * * * 撮っても『名前を付けて保存』をしていない花が多いことを実感している今日この頃です。 「今年こそ!」を何度繰り返してきたことか…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |