2015年 1月14日  イチョウシダ



【@人目が気になって、昨年はとうとう確認できませんでした】
15.1.13 撮影

        イチョウシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
      倒卵形で左右相称の裂片をイチョウの葉に見立てて、この名がある。
      根茎は短くはい、直径約1.5mm。
      葉柄は1.5-8cm、淡緑色、線形で早落性の鱗片と腺毛があり、翼はない。
      葉身は円形、披針形、倒卵形、長さ2-7cm、
      2回羽状分岐であるが、小さい葉は単羽状。
      裂片は菱形か倒卵形で、ほぼ左右相称、基部はくさび形、先端は円頭〜鋭頭、
      外縁は鋸歯のあることが多い。
      葉質は厚く、ややかたく、下面は淡色、脈ははっきりしない。
      胞子嚢群は長さ1-3mm、数個が裂片の中央に集まる傾向があり、
      包膜は半透明、辺縁は裂ける。
      北海道〜九州の各地の石灰岩地で、林中またはやや裸出した岩隙に生じる。
      珍しい上に面白い形が好まれて採取され、絶滅したのではないかと推定される所も多い。
 
      「レッドデータブック山口」では
絶滅危惧TA類』


【A − @の左の部分を − 裂片は菱形か倒卵形で、ほぼ左右相称
15.1.13 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 外縁は鋸歯のあることが多い
15.1.13 撮影

【Aを拡大しました】
15.1.13 撮影

【B − @の右の部分を】
15.1.13 撮影

【Bを拡大しました】
15.1.13 撮影

   1ヵ所見たので、他は探し回りませんでした。
   


※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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