3月29日 ネズ


瀬戸内地方の山で見ていたネズ。 3月26日にエコツアーコースを歩いた後、
一人で林に入り丹念に樹木を見ていたら、ネズにやっと出会うことができました。

【@木の間からスギとは違う針葉樹の葉が目に入りました − もしかして・・・】
12.3.26 撮影
【A樹皮は灰褐色で縦に裂けてはがれ】
12.3.26 撮影
【B葉は針状で先はとがり、さわると痛い。ネズです
12.3.26 撮影

       ネズ〈杜松/別名トショウ〉(ヒノキ科 ビャクシン属)花期は4月ごろ。
      日当たりのよい丘陵や花崗岩地などに生える高さ17mになる常緑高木。雌雄異株。
      樹皮は灰褐色で縦に裂けてはがれる。
      葉は長さ1.2〜2.5cmの針状で先はとがり、さわると痛い。
      雌雄とも花は前年枝の葉腋につく。
      雄花は長さ4mmの楕円形。雌花は卵円形。
      球果は直径6〜9mmの球形。初めは緑色、翌年または翌々年の10月に黒紫色に熟す。

      

        【C高さは2.5mほど。他の木の間からしか見えないため、全体像は撮れません】
                         12.3.28 撮影
                      【D果実が目に入りました】
                         12.3.28 撮影
   【Dを拡大しました − 球果は球形。初めは緑色、翌年または翌々年の10月に黒紫色に熟す
                         12.3.28 撮影
       【E雌株と分かったので、花は雌花です − 雌雄とも花は前年枝の葉腋につく
                         12.3.28 撮影                           
【Eを拡大しました −雌花は卵円形
12.3.28 撮影
これ以上近寄って撮れないので開花とみなし、「見つけた花」にさせてください。
                        
                    
秋吉台にやっと春が来たと感じます。
歩いても歩いても飽きることなく、携帯電話の歩数計は1万以上を示し、多い日には1万7000歩も。
「やばい。歩き過ぎた」。 
何と楽しくて幸せな毎日なんでしょう。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。