3月30日 ツクシタンポポ


昨年4月30日、兵庫県立「人と自然の博物館」研究員 鈴木 武さんが来訪された際に
首をかしげられたタンポポは、昨日、同氏からのメールでツクシタンポポと判明しました。
3月21日のカンサイタンポポの開花確認時には確認していませんでしたが、
今日、数株を確認したうちの2株が開花していたので、1株にしぼって撮影しました。

【@秋吉台のツクシタンポポです】
12.3.30 撮影

          ツクシタンポポ〈筑紫蒲公英〉(キク科 タンポポ属)花期は3〜5月。
         総苞の外片は多少開出することはあっても垂れ下がらない。
         総苞及び葉は緑色。
         総苞は花時長さ13〜14mm。
         総苞外片は内片のほぼ1/2、卵状楕円形で小形の小角凸起がある。
         花茎は花時に葉より長く、頭花は黄色で、直径3〜4cm。
                         
(原色日本植物図鑑の記述をまとめました)

            【A花茎は花時に葉より長く、頭花は黄色で、直径3〜4cm
                         12.3.30 撮影
        【B総苞外片は内片のほぼ1/2、卵状楕円形で小形の小角凸起がある
                         12.3.30 撮影
           【C秋吉台のツクシタンポポは葉が全裂し、赤みを帯びています】
                         12.3.30 撮影
         【D秋吉台のツクシタンポポは葉が全裂し、赤みを帯びています】
                         12.3.30 撮影
                                 
                    
 まだ花が咲いていない株の中に、葉の色合いと裂け方からツクシタンポポと思われる株がありますが、総苞の特徴を見て、何株なのかを確認しようと思います。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。