2017年 11月7日 ナンゴクヒメミソハギ |
ナンゴクヒメミソハギ Ammannia auriculata Willd〈南国姫禊萩/別名アメリカミソハギ〉 (ミソハギ科 ヒメミソハギ属) 花期は 8〜10月。 アフリカ・アジア・アメリカの熱帯原産の一年草。 茎は高さ20-80cmで、翼がある。 葉は広線形で対生し、長さ2−8cm、基部はややほこ形に張り出す。 花は紅紫色で葉腋に1〜5個つき、花柄は長さ3-10mm、 小花柄は長さ2-5mmでホソバヒメミソハギより長い。 花弁は通常4枚。 1968年に鹿児島県で採集された。 その後10年程度で九州一円の水田に発生するようになり、中国地方にも見られる。 ホソバヒメミソハギと混同される場合が多いが、 ・茎の稜上に低い翼が発達する、 ・花・果実に明瞭な柄のある点で識別できる。 【@を拡大しました − 昨年、ナンゴクヒメミソハギが群生していた田より100mくらい離れています】 この個体の勢いから、ヒメミソハギの繁殖力を大きく超えているように感じました。
・全体の少し大きく ・葉の基部の耳状部がよりはっきりとしており、 ・花も大きく、花弁はヒメミソハギの2倍ほどもある。 ・刮ハは径2-3.5mm。 ( 改訂新版「日本の野生植物 3」 ) ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |