マツザカシダ Pteris nipponica (イノモトソウ科 イノモトソウ属) 常緑性。
根茎は短く匍匐して葉を叢生し、線形で全縁、褐色の鱗片をつける。
葉柄は無毛、わら色、基部でわずかに褐色を帯び、鱗片をつける。
葉はほぼ二形。栄養葉では、葉柄は長さ10-30cm、
葉身には1〜3対の側羽片と頂羽片があり、
側羽片は線状長楕円形、長さ10-20cm、幅1.5-3.5cm、
革質で無毛、鋭頭、辺縁は不規則な鋸歯縁。
胞子葉は葉柄が長さ14-50cm、
側羽片は長さ20-30cm、幅約1.5cmで線形、やや鎌状に曲がり、短い柄がある。
葉の表面は緑色で、中央に中肋に沿って白斑の出ることがある。
本州(千葉県以西の暖地)から琉球の各地で山麓の斜面や林縁に生じ、
朝鮮南部と台湾に記録されている。
− 「日本の野生植物 シダ 」 −
【@を拡大しました − 栄養葉では、葉身には1〜3対の側羽片と頂羽片があり】
18.3.7 撮影
「オオバノイノモトソウによく似るが、羽片はもっとフックラと円みを帯びる」(写真でわかるシダ図鑑)
【A川のすぐそばで怖くて、私自身の、精一杯の画像の1枚】
18.3.7 撮影
【Bもう1枚、私自身の撮影で葉柄にピントを】
18.3.7 撮影
【Bを拡大しました − ピントが合っていません。友人に「葉柄の地面近くの部分を」と、お願いしました】
18.3.7 撮影
【C友人が葉柄の基部辺りを撮影 − 葉柄は無毛、わら色、】
18.3.7 撮影
【Cを拡大しました − 根茎は短く匍匐して葉を叢生し、線形で全縁、褐色の鱗片をつける】
18.3.7 撮影
【Dこれも友人が撮影 − 葉柄は無毛、わら色、基部でわずかに褐色を帯び、鱗片をつける】
18.3.7 撮影
ホウライシダを覗き込むとそばに見えた新しいシダ、マツザカシダについた花番号は『1497』。
橋の下の小さな隙間のような場所に寄り添うように暖地を好む2種のシダが生育していました。
まだ、見ていない植物が見つかりそうで、気持ちが弾んでいます。
撮影を全面的に頼ったWさん、本当にありがとうございました。
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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