ホウライシダ Adiantumcapillus-veneris L
.(ホウライシダ科 ホウライシダ属) 常緑性。
根茎は短く匍匐し、径約2mm、やや密に鱗片をつける。
葉柄は光沢があり、黒紫色からほぼ黒色、
基部の鱗片を除いて無毛、長さ3-8(-15)cm。
葉身は三角状長楕円形かやや狭く、円頭、
長さ5-12cm、幅3-5cm、2回羽状に分岐する。
中軸は細く、先端が伸びることはなく、無毛。
羽片は柄があり、基部のものが最大で、三角状、基部はくさび形、
長さ4cm、幅3cmに達し、数対の小葉がある。
小葉は短いがはっきりした柄があり、扇形、長さも幅も1.5cm、
基部側の辺縁は全縁で直角より少し狭く、
外側の辺縁は円く、様々な深さの切れ込みがある。
裂片は円いかへら形、先端は円頭からやや平滑、
薄い草質から膜質、鮮緑色で無毛、脈は目立たない。
胞子嚢群は円形からやや長楕円形、裂片の上縁につく。
千葉県以西の本州南部と石川県、および四国・九州・琉球で、
向陽の路傍や海岸近くの崖や石垣などに生じ、
水分を含んだ基質を好む。世界各地の暖地に分布する。
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【A今日見に来たら、葉が黄色っぽく、枯れかかっていました】
18.3.2 撮影
【Aを拡大しました − 葉身は三角状長楕円形かやや狭く、長さ5-12cm、幅3-5cm】
18.3.2 撮影
「2回羽状に分岐する」
「羽片は柄があり、基部のものが最大で、三角状、基部はくさび形」
【B − Aの左方にある葉 − 2回羽状に分岐する】
18.3.2 撮影
【C小葉は短いがはっきりした柄があり、扇形、基部側の辺縁は全縁で直角より少し狭く】
18.3.2 撮影
「外側の辺縁は円く、様々な深さの切れ込みがある」
【D葉裏を見るために、葉先を折って撮りました − 】
18.3.2 撮影
【Dを拡大しました − 胞子嚢群は円形からやや長楕円形、裂片の上縁につく】
18.3.2 撮影
久しぶりの新しく見つけた植物、ホウライシダについた花番号は、『1496』。
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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