マツカゼソウ Boenninghausenia albiflora var.japonica〈松風草〉
(ミカン科 マツカゼソウ属) 花期は8月。 秋風に揺れる姿が風情があるということから、この名があるらしい。
山地の木陰に生える高さ50-80cmの多年草。
葉は3回羽状複葉で互生する。
小葉は柔らかく、大きさが不揃いの倒卵形で、裏面は白っぽい。 葉には独特の臭気があり、日に透かしてみると半透明の腺点が散らばっている。
枝先に集散花序を出し、白色の小さな4弁花を多数開く。 花は直径4mm、雄しべ7〜8本、雌しべ1。
果実は長さ約3mm。分果は4個。
【A − @を上から撮りました】
15.8.11 撮影
【B葉は3回羽状複葉で、小葉は柔らかく、大きさが不揃いの倒卵形】
15.8.11 撮影
【@を拡大しました − 枝先に集散花序を出し、白色の小さな4弁花を多数開く】
15.8.11 撮影
【C花は白色の4弁花で、直径4mm】
15.8.11 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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