マツカゼソウ〈松風草〉(ミカン科 マツカゼソウ属) 花期は8月。
秋風に揺れる姿が風情があるということから、この名があるらしい。
山地の木陰に生える高さ50〜80cmの多年草。
葉は3回羽状複葉で互生する。
小葉は柔らかく、大きさが不揃いの倒卵形で、裏面は白っぽい。
葉には独特の臭気があり、日に透かしてみると半透明の腺点が散らばっている。
枝先に集散花序を出し、白色の小さな4弁花を多数開く。 花は直径4mm、雄しべ7〜8本、雌しべ1。
【@を拡大しました − 薄暗い湿地。晴れた日中でも撮影はISO400で】
13.8.7 撮影
【A葉は3回羽状複葉で互生する】
13.8.7 撮影
【B】
13.8.7 撮影
【Bを拡大しました − 花は直径4mm、雄しべ7〜8本、雌しべ1】
13.8.7 撮影
秋吉台で見つけたのは2007年、開花したのは1株だけで、その後も多くて2株でしたが、
昨年、小さな株がたくさん生えてきました。
今年はその株が大きく生長し、10本ほどに蕾がついています。
近年、秋吉台で希少な植物は減る一方で、増えるのは帰化植物ばかりと思っていましたので、
嬉しい誤算です。
何時間か日が当たる場所にも蕾がついた株がありますので、ISO100で撮れるかもしれません。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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