マコモ Zizania latifolia〈真菰〉(イネ科 マコモ属) 花期は8〜10月。
池や沼、河口などの水中に群生する大形の多年草。
敷物や衣服の材料にしたことによる名。
北アメリカではマコモの仲間の実をワイルドライスと呼び、七面鳥の詰め物にしたり、
スープに入れる。日本のものも食べられる。
高さは1-2m。茎は太い円柱形で直径約2cm。
葉は幅が広く2-3cm。
花序は長さ40-60cmで、多くの枝を出す。
枝の下部に雄小穂、上部に雌小穂をつける。
雄小穂は長さ8-12mm、にごった赤紫色、無芒または短芒を持つ。
雌小穂は長さ15-25mm、緑白色、ときに淡紫色、先は長さ2-3cmの芒となる。
【@を拡大しました − 水面を覆っているのはヒシです】
15.8.18 撮影
【A道の近くにも、小さなかたまりで生えています】
15.8.18 撮影
【Aを拡大しました − 葉は幅が広く2-3cm】
15.8.18 撮影
【B花序は長さ40-60cmで、多くの枝を出す】
15.8.18 撮影
【Bを拡大しました − 枝の下部に雄小穂、上部に雌小穂をつける】
15.8.18 撮影
【Bを拡大しました − 雄小穂は長さ8-12mm、にごった赤紫色、無芒または短芒を持つ】
15.8.18 撮影
「雌小穂は長さ15-25mm、緑白色、ときに淡紫色、先は長さ2-3cmの芒となる」
枝の下の方の赤褐色のが雄花、上の方の淡緑色で長い芒のあるのが雌花。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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