9月11日 クワクサ(クワ科)
クワクサ〈桑草〉(クワ科) 花期は6〜10月。 道ばたや畑、荒れ地などに多い高さ30〜60pの1年草。葉は互生し、卵形で、先はとがり、ふちには鈍い鋸歯がある。両面とも毛があってざらつき、形も質もクワの葉に似ている。花は葉腋に淡緑色の丸いかたまりとなり、雄花と雌花が混じってつく。 あちこちで長い間たくさん見られる草を日記に書いていないことが多いので、ちょっと頑張って、クワクサを撮りました。 【花序を】 【上の画像を拡大しました】 「雄花は花被(萼)が深く4裂、雄しべ4は花被片と対生、 初め内側に曲がっている花糸が急に反り返る時、花粉を空中に散らす」 【雌花が写っていないか探しました】 「雌花の花被は4〜6裂、花柱は子房の横腹について、 花被片のすき間から柱頭が伸び出している」 【おまけの花―ヒナノキンチャク】 今年数が少なく、株さえなかなか見つからなくて、やきもきしたものでした。 8月10日の花のそばで見えた小さな株にも花が咲き始め、これは3番目の株。 7月30日に一緒に探して残念がっていた広島の友人たちが、10月初めに来られるとのこと、 ちょうど、巾着を下げて咲いている花が見られるのではないでしょうか。 |