9月13日 ボントクタデ(タデ科)
ボントクタデ(タデ科) 花期は9〜10月。 水辺に生える高さ70〜100pの1年草。全草に辛味はない。葉は互生し、披針形〜広披針形で、先はとがり、中央部には黒っぽい斑紋がある。托葉鞘は長さ0.8〜1.3pの筒形で、ふちに長い毛がある。花序は長さ5〜10pで、先は垂れ、淡紅色の花をまばらにつける。 9月10日、小川の中の小さな草地(アキノウナギツカミやアカバナが生えています)に、パラパラと赤い花をつけたタデを見つけました。「ヤナギタデ?」と撮って帰りましたが、葉の幅が広めで、表面がガサガサした感じです。「ん?ボントクタデ?」。 昨12日、2m下に生えているので、岸に這いつくばって撮り直しました。 【上の画像を拡大しました】 【上の画像を拡大しました】 「花穂が細くて垂れ、ヤナギタデと見誤りやすいが、茎は一般に有毛」 【葉と托葉鞘を】 「葉はヤナギタデよりやや広く、上面に黒い斑のあるものが多い。 両面の脈上に伏毛があって、へこんだ腺点が散生する」 きょう13日、先ず、昨年確認したヤナギタデの場所に行って、まだ開花していないヤナギタデの葉を味わいました。「おー、辛!」 舌の先にピリピリが残っているうちに、ここに到着。 高枝切りばさみで花が咲いていない枝を切って、葉を口に。「辛い! ヤナギタデ?」 今度は、花が咲いたこの株の枝の葉を。「あれ、ガサガサしていて毛が生えてる感じ」。 しっかり味わっても辛みはありません。「やった!ボントクタデ!」 ここにはヤナギタデ・ボントクタデの両方が生えていたのですね。 で、今夜のおかずはお刺身になりました。 |