クマヤナギ〈熊柳〉(クロウメモドキ科 クマヤナギ属) 花期は7〜8月。
丘陵から山地の林内に生えるややつる性の落葉低木。高さ5mほどになる。
葉は互生。葉身は長さ4〜6cm、幅2〜4cmの卵形〜長楕円形。
先は鈍いか円く、基部は円形、ふちは全縁。側脈は7〜8対ある。
枝先と枝先近くの葉腋から総状花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
花序の軸は無毛で、横枝は再分枝しない。
花は直径3mmほど。花弁と萼片は5個。
萼片は長三角形。花弁は萼片より短く、両側から巻いて雄しべを抱く。
11.8.16 撮影
「葉は互生。ふちは全縁。側脈は7〜8対ある」
【枝先と枝先近くの葉腋から総状花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける】
11.8.16 撮影
【上の画像を拡大しました − 花は直径3mmほど】
11.8.16 撮影
【上の画像を拡大しました − 花弁と萼片は5個】
11.8.16 撮影
「花弁は萼片より短く、両側から巻いて雄しべを抱く」
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クマヤナギは、林縁で他の木に絡んでいることが多く、刈られやすいので、探し続けても花序どころか枝でさえ滅多に見られず、今年は諦めかけていたところでした。
昨日、カラスウリのつぼみを探しに入った林道で、一目でクマヤナギと分かる花序が目に入り、「やった!」と。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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