コタネツケバナ Cardamine parviflora〈小種浸花/別名ヒメタネツケバナ〉 (アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は 12月〜3月。
越年草。全草ほぼ無毛。
茎は基部からよく分岐して、直立あるいは傾伏し、高さ5-20cm。
葉は羽状に全裂、側裂片は3〜5対、
裂片は全縁または1〜2個の歯牙があり、無毛または縁毛がある。
花期は早春。
花は総状花序につき、白色で小型。
萼片は斜上し、長さ約1mm。
花弁は長さ約2mm。
長角果は線形、斜上する果柄について直立し、長さ10-15mm、幅0.8mm。
種子は四角状広楕円形、長さ0.7-0.8mm、全周に白色の狭翼がある。
北海道、本州、九州、琉球に分布。
原産地:ヨーロッパ。
渡来:1952年に京都府八木町の休耕田でタネツケバナと混生していることを
村田源が発見し、和名をつけて報告した。
− 「日本の帰化植物」 −
【@を拡大しました 】
21.2.9 撮影
【@を拡大しました】
21.2.9 撮影
【A − @の下方にあった葉です】
21.2.9 撮影
【Bこちらは、観察園の湿り気の多い場所の遊歩道上 − 小さくて、高さ2cmほど】
21.2.9 撮影
【Bを拡大しました − ここでは緑色ではなく、赤色がかっています】
21.2.9 撮影
【Bを拡大しました − 日差しは十分届く場所で、小さな植物が群生状に生えています】
21.2.9 撮影
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【C今年の開花確認画像 − 美東町平原で】
21.1.14 撮影
【Cを拡大しました】
21.1.14 撮影
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暖かくなってきて、家族旅行村ミニ植物観察園で何か開花しているような気がして歩くのですが、
毎回期待外れに終わっています。
・・・ですが、秋吉台に来れば必ず見てみないと落ち着かないのです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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