コタネツケバナ Cardamine parviflora〈小種浸花/別名ヒメタネツケバナ〉
(アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は 12月〜3月。
越年草。全草ほぼ無毛。
茎は基部からよく分岐して、直立あるいは傾伏し、高さ5-20cm。
葉は羽状に全裂、側裂片は3〜5対、
裂片は全縁または1〜2個の歯牙があり、無毛または縁毛がある。
花期は早春。
花は総状花序につき、白色で小型。 萼片は斜上し、長さ約1mm。
花弁は長さ約2mm。
長角果は線形、斜上する果柄について直立し、長さ10-15mm、幅0.8mm。
種子は四角状広楕円形、長さ0.7-0.8mm、全周に白色の狭翼がある。
北海道、本州、九州、琉球に分布。
原産地:ヨーロッパ。
渡来:1952年に京都府八木町の休耕田でタネツケバナと混生していることを
村田源が発見し、和名をつけて報告した。
− 「日本の帰化植物」 −
【@を拡大しました −葉は羽状に全裂、側裂片は3〜5対】
20.2.7 撮影
「裂片は全縁または1〜2個の歯牙があり、無毛または縁毛がある」
【A茎は無毛です】
20.2.7 撮影
【B溝に流れ込む管の出口にも生えていました】
20.2.7 撮影
【Bを拡大しました − 花は総状花序につき、白色で小型。花弁は長さ約2mm】
20.2.7 撮影
「長角果は線形、斜上する果柄について直立し、長さ10-15mm、幅0.8mm」
* * * * * 今日、開花していました * * * * *
【C フキ Petasites japonicus〈蕗〉(キク科 フキ属)】
20.2. 7 撮影
|
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|