2020年 2月7日  コタネツケバナ



【@きれいな水がたまった小さな溝に数個体、点々と生えています】
20.2.7 撮影

          コタネツケバナ Cardamine parviflora〈小種浸花/別名ヒメタネツケバナ〉
                      (アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は 12月〜3月。
        越年草。全草ほぼ無毛。
        茎は基部からよく分岐して、直立あるいは傾伏し、高さ5-20cm。
        葉は羽状に全裂、側裂片は3〜5対、
        裂片は全縁または1〜2個の歯牙があり、無毛または縁毛がある。
        花期は早春。
        花は総状花序につき、白色で小型。
        萼片は斜上し、長さ約1mm。
        花弁は長さ約2mm。
        長角果は線形、斜上する果柄について直立し、長さ10-15mm、幅0.8mm。
        種子は四角状広楕円形、長さ0.7-0.8mm、全周に白色の狭翼がある。
        北海道、本州、九州、琉球に分布。
        原産地:ヨーロッパ。
        渡来:1952年に京都府八木町の休耕田でタネツケバナと混生していることを
        村田源が発見し、和名をつけて報告した。
         − 「日本の帰化植物」 −

【@を拡大しました −葉は羽状に全裂、側裂片は3〜5対
20.2.7 撮影
「裂片は全縁または1〜2個の歯牙があり、無毛または縁毛がある」
                                 
【A茎は無毛です】
20.2.7 撮影

【B溝に流れ込む管の出口にも生えていました】
20.2.7 撮影

【Bを拡大しました − 花は総状花序につき、白色で小型。花弁は長さ約2mm
20.2.7 撮影
「長角果は線形、斜上する果柄について直立し、長さ10-15mm、幅0.8mm」


* * * * * 今日、開花していました * * * * *

【C フキ Petasites japonicus〈蕗〉(キク科 フキ属)】
20.2. 7 撮影
 

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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