1月29日 コタチツボスミレ |
コタチツボスミレ〈小立坪菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。 乾燥気味の林縁に多い高さ5〜10cmの多年草。タチツボスミレの変種。 タチツボスミレと区別する主な特徴は @葉の基部が切形〜浅い心形で、深い心形にならない。 A匍匐性が強く、花のあと茎が地面をはう。 B葉の鋸歯が粗く、はっきりとがっていること。 葉は三角形で基部が切形になるのが基本だが、幅広の腎形になるもの、基部が心形になるもの、やや細長くて先端がとがるものなど、変化がある。 葉の表面は起伏がなく、葉脈が目立たない。 花は直径約1.5cmとやや小型で淡紫色。花柄は無毛。距は紫色を帯びる。 花弁の幅が広く色むらがないためきれいな印象を受ける。 【上の画像を拡大しました −「花は直径約1.5cmとやや小型で淡紫色」】 「花弁の幅が広く色むらがないためきれいな印象を受ける。 距は紫色を帯びる」 【葉は三角形で基部が切形になるのが基本だが】 「幅広の腎形になるもの、基部が心形になるもの、 やや細長くて先端がとがるものなど、変化がある」 「葉の表面は起伏がなく、葉脈が目立たない」 * * * * * * おまけの花 * * * * * * 【タチツボスミレ − あちこちの林縁で、ぽつぽつと咲いています】 【上の画像を拡大しました】 今、ほかに見られるスミレの花は、コスミレとアオイスミレ。 早くスミレがたくさん咲く春になってくれないかなと思う一方で、 「もう少しゆっくりと季節が動いてほしい」とも・・・。 スミレの同定は難しいです。一目でコタチツボスミレと思ったのですが、だんだん自信がなくなって、悩んで考えた末、「やっぱりコタチツボスミレ!」ということになりました。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |