12月2日 コシアブラ・イヌシデ
コシアブラ〈漉し油/別名ゴンゼツ・ゴンゼツノキ〉(ウコギ科) 花期は7〜8月。 樹脂を漉して金漆(ごんぜつ)というウルシのような塗料を作り、鉄のさび止めにしたことによる名。山地に生える高さ5〜20mになる落葉高木。葉は掌状複葉で小葉は5個。葉柄は8〜30pあり、葉身より長い。本年枝の先に長い柄のある散形花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つる。果実は液果。直径4〜5oの球形で、10〜11月に紫黒色に熟す。 秋吉台に多いコシアブラは、林を歩くと必ず目に入ってきますが、黄色になった葉が散り始めています。 【こんな時もありました】 【コシアブラの若い果実】 【こんな時も―花期のコシアブラ】 【こんな時も―花序に近づいて】 これまでで一番ましに撮れている画像です。 (目の前で咲いてくれないので・・・) 【イヌシデ】
「果穂は4〜12pで、半長卵形の葉状の果苞がややまばらにつく。 果苞は長さ1.5〜3p。 堅果は果苞の基部につき、長さ4〜5oの扁平な広卵形」 【こんな時もありました―花期のイヌシデ】 風はほとんど吹いていないのに、木の葉が音もなく落ちていきます。 赤や黄色の落葉樹の葉が散ってしまう日も間近と思うと、「早く、急がないと!」と、これといった意味もなく、気持ちが焦りました。 |