4月14日 イヌシデ(カバノキ科)
イヌシデ〈犬四手/別名シロシデ・ソネ・ソロ〉 花期は4〜5月。 山野に生える高さ10〜15mになる落葉高木。雌雄同株。雑木林によく見られ、かつては薪炭用に利用された。樹皮は灰褐色で、白っぽい縞模様が目立つ。葉は互生し長さ4〜9pの卵形または狭卵形で、ふちには細かい重鋸歯がある。側脈は12〜15対。葉の展開と同時に開花する。雄花序は黄褐色で長さ5〜8p、前年枝から垂れ下がる。雌花序は本年枝の先端や短枝の先から垂れ下がる。 昨年、開花前のイヌシデを見つけたのに、駐車場から遠い林だったので、開花している間に行くことができなかったのです。 4月11日、昨年とは別の林で、花がたくさん下がったイヌシデを見つけましたが、台風並みの強風のため画像は全て失敗、きょう、撮り直しました。 【枝に近づいて撮りました】 「垂れ下がった花穂の様子を四手に見立てて、名前がついた」 (四手は、玉串やしめ縄などにつける白い布や紙で作った飾り) 雌花序と雄花序が1枚に収まりました。 【上の画像を拡大しました】 |