2015年 5月7日  コモチナデシコ



【@県道わきの荒れ地で、小さな個体が群生していました】
15.5.7 撮影

         コモチナデシコ Petrorhagia prolifer〈子持ち撫子〉
                            (ナデシコ科 子持ち撫子属) 花期は 5〜6月。
        ヨーロッパ原産の高さ10-50cmの越年草。
        荒れ地や河川敷に生える。
        茎は無毛、ときに逆向きの剛毛を散生し、大きな個体では根際からよく分枝する。
        葉は線形、長さ2-3cm、幅0.5-1.5mm、
        対生し、基部で合着する。
        縁どりは上向きの微歯があってざらつく。
        花序は茎の先に単生、革質の総苞に包まれる。
        総苞片は3列、2個ずつ対生し、1列目は卵形で長さが総苞の約半長。
        花は3〜10個。紅紫色の5弁花。弁状部は倒卵形で、幅2-3mm、凹頭。
        刮ハは成熟すると萼筒を破って現れ、上端は4浅裂、果片は革質となる。
        

【@を拡大しました − 1000本以上、足の踏み場がないほど】
15.5.7 撮影
                                 
【Aこんなかたまりもありました】
15.5.7 撮影

【Aを拡大しました − 株を作っているのではなく、小さな個体の群生です】
15.5.7 撮影

【B大きいものでも高さ20cmほど】
15.5.7 撮影

【Bを拡大しました】
15.5.7 撮影

【C】
15.5.7 撮影

【D根際の葉は】
15.5.7 撮影

【Dを拡大しました】
15.5.7 撮影

【E茎に腺毛がなく、葉の基部が鞘状になっていません − イヌコモチナデシコとの区別点です】
15.5.7 撮影

コモチナデシコは新しく見つけた花で、付いた花番号は『1387』


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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