2020年 3月5日 キレハイヌガラシ |
キレハイヌガラシ Rorippa sylvestris (アブラナ科 イヌガラシ属) 花期は 3〜5月。 ヨーロッパ原産でアメリカやアジアに帰化している多年生草本。 全体無毛、根茎から2〜3回羽状に深裂したロゼット葉を出し、 茎はよく分岐して高さ60cmほどになる。 茎につく葉も羽状深裂し、短い柄で互生する。 春から夏にかけて枝の先に花序をつけ、 直径5mmほどの黄色の4弁花を穂状につける。 果実は長さ1.5cmほどの円筒形。 1963年に神奈川県で報告されたが、 北海道ではそれ以前からヤチイヌガラシの名で知られていた。 本州中部以北を中心に、やや湿った土地に発生する。 根の切片などで旺盛に増殖するため、 農耕地に入ると除去に困難な雑草となる。 − 「日本帰化植物写真図鑑 − 葉は長さ15cmに及び、羽状に深裂、側裂片は3〜5対、 裂片は歯牙があるか、さらに羽裂するものもある。 上部の茎葉は少数の裂片をつけるか、ときに単葉となる。 【@を拡大しました】 * * * * * きょう開花を見た他の2種を * * * * * * * * * * おまけ * * * * *
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |