キジノオシダ(キジノオシダ科 キジノオシダ属) 地上生の常緑シダ。 根茎は斜上し、らせん状につく葉が叢生する。葉柄は基部で左右に広がる。 栄養葉は葉柄が長さ7〜30cm、葉身は長さ15〜50cm、幅15cmくらい、 葉柄と中軸の背は丸く、中軸の上面は平たくて各1条の浅い溝がある。 羽片は無柄、鋸歯縁となる先端を除いて全縁、基部は上側から先に中軸に沿着する。 上部の羽片は徐々に短くなり、先端ははっきりした頂羽片となる。
胞子葉の羽片は線形で、短い柄がつく。胞子にはこぶ状の突起がまばらにつく。 本州(東北地方南部以南)・四国・九州の各地で山地林下にごく普通に生じる。
【胞子葉 】
09.2.6 撮影
「胞子葉の羽片は線形で、短い柄がつく」
【胞子葉 ― 裏面】
09.2.6 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.2.6 撮影
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【今日の秋吉台】
09.2.11 撮影
黄砂でしょうか、ぼんやりと霞んで、遠くが見えません。
期待していたセントウソウの開花はまだだったし、コショウノキ・ヒイラギナンテンも開花まであと3〜4日かかりそうでした。
使える画像が撮れなかったので、仕方なく少し前に撮ったキジノオシダを書きました。
缶詰記事? 缶詰写真ですね。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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