キジノオシダ(キジノオシダ科 キジノオシダ属) 地上生の常緑シダ。
根茎は斜上し、らせん状につく葉が叢生する。葉柄は基部で左右に広がる。
栄養葉は葉柄が長さ7〜30cm、葉身は長さ15〜50cm、幅15cmくらい、
葉柄と中軸の背は丸く、中軸の上面は平たくて各1条の浅い溝がある。
羽片は無柄、鋸歯縁となる先端を除いて全縁、基部は上側から先に中軸に沿着する。
上部の羽片は徐々に短くなり、先端ははっきりした頂羽片となる。
胞子葉の羽片は線形で、短い柄がつく。胞子にはこぶ状の突起がまばらにつく。
本州(東北地方南部以南)・四国・九州の各地で山地林下にごく普通に生じる。
【栄養葉】
09.1.31 撮影
「上部の羽片は徐々に短くなり、先端ははっきりした頂羽片となる」
【上の画像を拡大しました】
09.1.31 撮影
「羽片は無柄、鋸歯縁となる先端を除いて全縁」
【羽片の基部は、上側から先に中軸に沿着する】
09.1.31 撮影
「中軸の上面は平たくて各1条の浅い溝がある」
【胞子葉】
09.1.31 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.1.31 撮影
「胞子葉の羽片は線形で、短い柄がつく」
花がほとんど咲かない晩秋〜冬しかシダに目を向けないため、胞子葉の画像がありません。
今年は頑張ってみようと、今は反省しているのですが・・・。
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きょうは朝から雨。
薄暗いので画像もシダの観察も諦めて秋吉台を休み、雑用の片付けに専念しました。
日記に使う画像が再び0に。明日は晴れてくれますように。
※ 花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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