2016年 1月4日  ケヤマハンノキ



毎年、ケヤマハンノキと同じ頃に開花してきたウメが、12月25日に開花していたため、
12月27日・1月3日に撮ってみたものの、光線の状態で確認できず、今日は別の林道へ。

【@昨年まで撮ってきた所とは別の林道、小さい木なので撮りやすいかと − 100mmマクロで】
16.1.4 撮影

         ケヤマハンノキ Alnus hirsuta〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2月。
       丘陵の上部から山地に多い落葉高木。雌雄同株。高さ10-20mになる。
       葉は互生。葉身は長さ8-15cm、幅4-13cmの広卵形。
       先端は短くとがるかまたは鈍く、基部は円形〜浅いハート形、
       ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 
       側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。
       表面は濃緑色で短毛がまばらに生え、裏面の脈上にはビロード状の軟毛が密生する。
       葉の展開前に開花する。
       雄花序は長さ7-9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。
       雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
       果実は堅果。果穂は長さ1.5-2.5cmの楕円形。


【A − 300mm望遠レンズで@の花序を撮りました】
16.1.4 撮影
                                 
【Aを拡大しました】
16.1.4 撮影

【B − Aとは別の花序を】
16.1.4 撮影

【Bを拡大しました】
16.1.4 撮影

この雄花序が開花しているのか…悩みに悩んだ末、「ケヤマハンノキ開花」としました。

* * * * * 12月27日の株も、上と同じ望遠レンズでのですが* * * * *

【C】
16.1.4 撮影

【Cを拡大しました − 何でこんな色なの?! − 同じ操作「シャドウを明るく」をやったのに】
16.1.4 撮影

            こんな、急坂で誰もいない林道を一人で黙々と…ああ、嫌!

            当分の間、ここには来たくありません。
            …が、いつもの私流に、
            「もっと、撮影の技術を身につけないと」と、言わなければ…。

2月18日:追記
 @〜Bの株に雌花が開花していました。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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