2016年 1月5日  コショウノキ



【@12月5日に開花していたコショウノキです − 伐採された幹や枝が積み重なって、近寄れない状態に】
16.1.4 撮影

           コショウノキ Daphne kiusiana〈胡椒の木〉(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属) 
                                                 花期は2〜4月。
         暖地の山地に生える高さ1mになる常緑小低木。雌雄異株。
         葉は互生。葉身は長さ4-16cmの長楕円形または披針形で、ふちは全縁。
         表面は光沢があり、両面とも無毛。
         枝先にジンチョウゲに似た白い花を頭状に数個つける。
         花には花弁はなく、萼筒は白色、肉厚で長さ8-10mm、
         先は4裂し、外面には細い毛が密生する。
         果実は液質の核果。直径8mmほどの球形で、6月に赤く熟す。


【@を拡大しました − 転がった幹を慎重に渡り − 踏み外すと足が抜けなくなるか骨折か…】
16.1.4 撮影
                                 
【A今が3月かと思うくらい、花が元気に開いていました】
16.1.4 撮影

【Aを拡大しました】
16.1.4 撮影

従来開花確認してきた場所でも、蕾が大きく膨らんでいました。

* * * * * おまけ* * * * *

【Bクサイチゴが開花していました − 林道わきで − コショウノキに下りる前に】
16.1.4 撮影

【C咲き始めのノアザミが、元日からあちこちで見られました】
16.1.5 撮影

昨年1月25日に開花しているのを見て驚いたのですが、こうなると、
ノアザミの花期を 『1〜12月』 に修正しなければいけませんね。


* * * * * * * * * *

今日、カンサイタンポポが開花しているのを確認し、『昨秋から引き続き咲いている花』の数が確定。

昨秋から引き続き咲いている、春に最盛期を迎える花は『59種』
(秋の花の咲き残り 、ヤマジノギク・アキノタムラソウ・セイタカアワダチソウなどは、除外しています)

◇過去の記録の 『昨秋から引き続き咲いている花』 の数を調べました。
  2002年=10種
  2008年=28種(早春開花だったヤマアイが、前年の11月に開花となりました)
  2012年=31種
  2013年=26種
  2014年=34種
  2015年
=34種
  2016年=59種

1月1日の午後から毎日、時間が許される限り歩けたのは積雪が無かったからですが、
順調に歩けることに喜んでばかりはいられませんね。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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