2016年 9月12日 ケヤブハギ・ヤブハギ |
ケヤブハギ Hylodesmum subsp fallax〈毛藪萩〉 (マメ科 ヌスビトハギ属) 花期は 7〜8月。 平地から低山までの日当たりのよい草地、道ばたなどに生える 高さ30-90cmの多年草。 葉は3出複葉で、茎の下部に集まってつく。 頂小葉は広卵形〜広楕円形で、ふつう先はやや尾状に伸びる。 花序は大型で、多数の小花をつけ、花は長さ3-5mm、 帯紅紫色で、白花品もある。 節果は普通2〜3個、ときに1個の小節果からなり、 若い節果は紅色を帯びる。 【A節果は普通2〜3個、ときに1個の小節果からなり】 * * * * * * * * * *
(マメ科 ヌスビトハギ属) 花期は7〜9月。 山麓の林下のやや日陰に生える高さ30-90cmの多年草。 ヌスビトハギの一型で、より陰地を好み、分布もより北方型である。 茎は直立する。 葉は大きな3出複葉で互生し、茎の下部に集まってつく。 小葉は長さ4-6cmの狭卵形で、中心部より下側が最大幅で先は次第に細くなる。 質は薄い。 茎先の細長い総状花序に、淡紅色の花をまばらにつける。 花は蝶形で長さ3-4mm。 節果には短い柄があり、半月形の小節果がふつう2個つく。 節果にはかぎ状の毛があり衣服などにつく。 【F − Eの場所で今のヤブハギを撮影しました − やはり暗くて…】 他のヌスビトハギ属(ヤブハギ・ヌスビトハギ・マルバヌスビトハギ・アレチヌスビトハギ・ヒメノハギ) の節果は緑色と分かりました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |