2016年 4月25日  ケグワ(雄株)



ケグワを日記に書く予定にしていなかったため、詳細の画像を準備していません。
詳細は、古い日記をご覧ください。


【@草原の花を見ようと駐車場に着いて歩き始めた途端、「あれ、何か飛んでる」と、私】
16.4.25 撮影

          ケグワ〈毛桑/別名ノグワ〉(クワ科 クワ属) 花期は4〜5月。
      山地の川沿いに生える高さ4-15mになる落葉高木。雌雄異株。
      樹皮は灰褐色で縦に浅く裂ける。
      葉は互生。
      葉身は長さ6-13cmの卵円形で、切れ込みのないものから3〜5裂するものまである。
      先端は短くとがり、基部は浅いハート形。ふちには先がやや円い鋸歯がある。
      両面に短毛があるが、特に裏面に軟短毛が多い。
      葉柄は長さ1.5-3cm、軟短毛を密生する。
      雄花序は長さ2-3.3cm、新枝の下部に2〜4、新葉とともに出る。雄花は多数。
      雌花序は長さ1-3cm、新枝の基部に1〜3、雌花の花柱はごく短い。
      果実は集合果。長さ1-2cmの楕円形で、6〜7月に黒紫色に成熟し、食べられる。

【@を拡大しました − 11:02:07 無風状態、雄花から勢いよく花粉が吹き出されていました】
16.4.25 撮影

まるで唇の先をとがらせて、白い花粉を吹き出しているかのような勢いがありました。
同時に、あっちでもこっちでも。
どこにピントを合わせて良いのか分からず、シャッターを切り続けたら、1枚に何とか写っていました。
ほんのりと白いのが吐き出された花粉です。

知りませんでした。初めて見ました。
ほかの風媒花もこんな運動をしているのでしょうか。

                                 
【A − @の2枚前、11秒前の画像 。@と同じ花ですが、違いが見えますか?− 11:01:56 】
16.4.25 撮影

うっすらと白く写っているかたまりが、花粉です。



* * * * * おまけ − ケグワに来る前に林内で* * * * *

【Bヤマシャクヤク】
16.4.25 撮影

【Cタカネエビネ】
16.4.25 撮影

【Dキエビネ】
16.4.25 撮影

☆「初めまして、何かの番組で家内が「たこさん」のことを知っていました。
  今回、友人と秋吉台を散策します。
  友人は、最近草花に深く思いを寄せ始め 私を誘ってくれました。
  4月25日散策予定です。
  お勧めの場所が有りましたら教えて頂けないでしょうか?
  65歳・74歳の 自然大好きオヤジコンビ です。 宜しくお願い致します。」


『今、草原の草花は真名ヶ岳方面が良いのですが、
  明日、開花確認したい花が2種ありますので、真名ヶ岳方面に行く予定です。
  もし、よろしかったら、…(中略)…ご遠慮なく、どうぞ。』

と、昨日、初めてメールしたばかりの3人が、今日、一緒にケグワの花粉で感動しました。
こんなことを感動し合えるのは、秋吉台を良く一緒に歩いている一人の友人だけですから、
何だかとても嬉しくて、心豊かな1日になりました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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